テレワークで必要なもの
新型コロナウイルス蔓延防止対策のためにテレワークが推奨されていますが、いざ在宅勤務でテレワークによる勤務形態を取る際に準備しなければならないことがいくつかあります。テレワークは通勤時間などが不要になるなどメリットが多い反面、成果物としての実績が可視化されるために仕事を行って成果を出している人が評価されることになります。すなわちことに集中できる環境をつくることが最も重要な準備作業となりますので、テレワークが導入されるのであれば早めに準備を進めましょう。
テレワークで仕事をする際必要なもの
1 インターネット接続環境
オンラインによるやり取りを行う際には必須となります。
ご自宅にインターネットの環境がない場合、通常のインターネットを導入する際は数週間かかるのですが、最近はモバイル回線など申し込めばすぐに利用できるサービスなどもあります。
2 パソコン、及び周辺機器
自宅で作業する際はノートパソコンよりもデスクトップ型パソコンの方がはるかに作業効率が良いので、 少し費用が高くついてもサクサク動いて業務がスムーズに進められる物を用意しましょう。パソコンの周辺機器として、マウスやヘッドホン、マイク、Web カメラなどが必要になります。店頭にはたくさんパソコンなどが並べられていますが、いざ購入しようと手続きをしようとすると、店頭に並べてあるのはあくまでも展示品であって欲しい商品はこれから発注して納品するには数週間かかるなどということもよくあります。おススメは通販の商品を取り寄せることです。それなりに名前が知れたメーカーであって自分が必要とするスペックなどのレベルをじっくりと選ぶことができるので、お店の店員の言葉に惑わされるこなく自分の必要とするものを選ぶことができるからです。
3 机と椅子
机はできるだけ大きな机がおススメです。パソコンを机の上に置いてマイクやwebカメラを設置したうえで、
業務に必要な書類や資料をいくつか広げられる余裕のあるスペースが必要です。椅子は長時間座っていても疲れることがないある程度リクライニングができるタイプの椅子が必要になります。価格で判断するのであれば、およそ1万円ぐらいが判断の基準となります。椅子の場合は実際に自分が座ってみて、リクライニングができて長時間座っていても作らないことを確認した上で 購入するようにしましょう。
4 業務に集中できる部屋の確保
在宅勤務を行う場合、家庭生活と線引きをして業務に集中できる自分一人専用の静かな部屋を確保することが必須条件です。
もし今、仕事専用の部屋を確保することができないのであれば、家全体の部屋の配分を考え直さなければなりません。仕事を最優先に考えて、業務に集中できるスペースを確保するようにしましょう。静かな空間と冷暖房が完備された業務に集中できる環境を整えることが必須条件となります。
テレワークで仕事をする際に必要なものとして上記4点をあげてみました。4番目の業務に集中できる部屋の確保については、
一人暮らしの方であれば問題ありませんが、ご家族と一緒に生活している場合であれば、ご家族の協力が必要になりますが、
場所さえ確保できるのであれば基本的に費用はかからないと思います。一方、1番から3番までについては、準備するための期間と費用が必要になります。インターネットの接続には初回の工事費と月額がかかりますし、パソコンの購入と周辺機器、机やビジネス用の椅子もかなり高い買い物です。でも、机と椅子をケチると仕事に集中できませんし、インターネット環境のあるパソコンがなければ業務ができません。
テレワークがまだ導入されていない職場でも、新型コロナウイルス蔓延防止対策をきっかけとして、これからは業務がテレワーク化されていきますので、「明日からテレワークを始めます」と職場で言われても困ることがない環境を早めに準備しておくことが大切です。