サイトの SSL 化について
近年サイトの SSL 化が進んでいます。
新しくブログやホームページを作成する時にはレンタルサーバー会社で SSL 証明書の発行についての案内があります。
レンタルサーバー会社によって無料で設置できるものもあれば、有料のものもあります。
ブログやホームページを運営している方は、作成している途中で SSL 化に切り替える場合には、注意しなければならないことがありますので
切り替える前に確認しておきましょう。
既にブログやホームページを運営されている場合は、トップ画面の URL を変更するのだけではなく、これまで書いてきた記事ページ全ての URL を変更しなければなりません。さらに記事ページの中には画像やリンクなども使用しているかと思いますそのリンクに URL が使われていると思いますので、そちらの URL も変更する必要があるのです。
また色々な所にリンクを送って行ったり、 WordPress などのオープンソースを使用している場合にはソース内部の URL の変更も必要になります。特に WordPress の場合はデータベースを使用していますのでそちらの内部の URL も全て変更をしなければなりません。
そしてそしてさらに、これまで投稿してきた記事ページはすでに検索エンジンにインデックスされていると思います。そちらにインデックスされているページは旧 URL のままです。
このため、過去記事を辿って検索エンジンにインデックスされている URL にアクセスされても 、URL 変更前のものであるためにサイトが表示されないのです。
これを防ぐには専門用語でいう「301リダイレクト」と呼ばれている方法を行う必要があります。
このリダイレクトの設定を押しておかないと検索エンジンからの評価が下がってしまうとの情報がありますが、これには賛否両論があるようです。
いずれにしても検索エンジンを見てアクセスしようと思っても、サイトが表示されなくては困りますので。やはりリダイレクトの設定は行なっておいて方が良いと思います。
セキュリティソフトを導入されている方であれば、お分かりかと思いますが、Google などで検索すると、表示されたサイトのところに「このサイトは安全です」というようなマークや表示がされます。
この表示があるのはまさに SSL 化されたサイトです。
SSL 化されてないサイトについてはクエスチョンマークや「このサイトは危険です」などの表示がされてしまうのです。
このような表示があるサイトには訪問者は少なくなってしまうのではないでしょうか。
ほとんどの方はコンピューターウイルスの脅威が敏感になっていますのでこれから SSL 化を行おうと考えている方は十分にしたん準備をして進めるように計画してください。