男女共同参画社会基本法の問題点

森喜朗氏の「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」発言に対して女性蔑視であると各方面で話題となっています。

森喜朗氏の失言について

森喜朗氏は現在、東京五輪パラリンピック組織委員会会長であるとともにかつては日本の総理大臣まで務めた人物です。

過去にも様々な失言をしていますが今回は女性を敵に回してしまいました。

森氏は女性蔑視の意味で発言したわけではないと思いますが、普段から潜在的意識の中で思っていることがついポロリと口に出てしまったのでしょう。

そしてこの発言部分だけが切り取られて女性蔑視発言と受け止められてしまっているのだと思います。

失言した一人の人間を責めるのではなく考え方を変えなければいけないのは国民一人一人なのかもしれません。

この問題は根本的な理解がなされていないために女性蔑視と捉えられたのだと思います。

日本では男女共同参画社会基本法が制定され女性が社会に進出していけるように様々な会議などに女性がどれぐらい登用されているかの目標が掲げられています。

重要な会議の要職に女性が登用されたり企業や官公庁でのは女性の採用や管理職が増え自治会の役員にも女性が就くなど男性と女性が平等になるような考え方で男女共同参画社会基本法は制定されています。

ところが、ここに大きな無理があるのですが誰も気づかないのです。

気付いているのかもしれませんが、その理由がわからないために、ジレンマに陥っているのだと思います。

このページではそんな男女共同参画社会基本法の基本的な問題点について整理してみたいと思います。

男女共同参画社会基本法の基本的な問題点

答えはズバリ、脳の構造の違いにあります。

脳の構造については未だ解明されていないことが多いのですが、男性と女性の脳の構造には明らかに大きな違いがあることが分かっています。

脳には右脳と左脳がありますが、右脳では体の運動機能を司る中枢器官であり、左脳は言語機能を司る中枢器官の働きをしています。

男性は右脳の方が発達しており、女性は左脳の方が発達していることが分かっています。

つまり運動神経や体力といった面では男性の方が女性よりも秀でていて、言葉を話す言語機能については女性の方が秀でているのです。

男性は体を動かしたり体力を使い、女性は言葉を使ったコミュニケーションが得意なのです。

男と女には脳の構造上大きな違いがあるということをまず理解する必要があると思います。

なぜこのような違いがあるのか・・

男と女には脳に構造上の大きな違いがある、身体上の大きな違いがある、女性が不得意でも男性にとっては得意であることまたはその逆に男性にとっては不得意であっても女性は得意としていることが多くあると思います。

だからこそ「男性と女性は共に協力しあって生きていきましょう」というのが男女に与えられた使命なのではないでしょうか。

この部分を理解しないまま、ただ単に社会的な重要な役割を女性に担わせるのは無理があると思います。